新型コロナウィルスが猛威を振るい、人々が外出を自粛する中で、ストリップの殿堂・浅草ロック座も休館を余儀なくされました。創業以来「大晦日くらいしか休まない」をウリとして来ただけに、今回の長い休館はロック座の歴史の中でも異例中の異例でした。
そんなロック座が、緊急事態宣言の解除を受けて遂に営業を再開。
しかも、人気の単体AV女優・琴井しほりのストリップデビュー公演という手土産を引っ提げての復活となったのです。
ご存知の方もおられると思いますが、実は琴井さんは「ストリップをやりたくてAV女優になった」と公言して来た人物。そんなスト女(ストリップ女子)出身の彼女が、念願叶って踊り子としてステージに立つ日が来たのです。
今回は特別に、直前ゲネプロ(最終リハーサル、通し稽古)で一杯一杯になっている琴井さんにインタビューをさせて頂きました。スト女ならではの強い思いをお聞きください。
(記事協力/浅草ロック座)
(構成/FANZAニュース編集部)
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
── 琴井さんといえばスト女としても有名ですが、そもそも普通にファンとして劇場に通っていたんですよね?
琴井しほり 「はい、川上奈々美さんが大好きで、浅草ロック座でお客さんとしてストリップを観ていました。それから1年くらい経って、心境の変化がありまして、自分でも裸のお仕事がしてみたくなり、どうしようか悩んだ末にAVのプロダクションに連絡したんです」
── 近道なのか遠回りなのか、ストリップより先にAV女優として売れてしまいましたよね(笑)
琴井しほり 「お陰様で色々なお仕事を頂けて、なぜこんなに自撮りをしているんだろうとか、なぜTVに出ているんだろうと思いつつも(笑)、経験するお仕事の全てが楽しく、また勉強になりました。色々な方との出会いもありましたね」
── ストリップデビューが正式に決定して、心境はいかがでしたか?
琴井しほり 「私なんかが浅草ロック座に上がれるなんて、もっともっと先の話だと思っておりましたので、夢じゃないかなと感じました。ただ、目指していた事ではあるのですが、自信と不安では不安の方が圧倒的に大きいです。1日1公演ずつ、何かしら成長して行きたいなと思っています」
── 今は直前のゲネの段階ですけど、練習の仕上がり具合を自己評価するとどうでしょう?
琴井しほり 「お姐さんたちやスタッフさん、皆さんに助けて頂きながら、なんとか頑張れそうです。これが実際に公演が始まるとどうなるかは、未経験なので想像が出来ませんが、お姐さんたちのように楽しみながら踊れるくらいにまでなりたいです。全く踊りの経験がなく、完全にゼロから始めていますので、振り付けの先生やお姐さんに支えられながらなんとか…という状況ですね」
── これまではスト女として観る立場だった訳ですが、それが自分がやるとなると、やはり違いますよね?
琴井しほり 「はい、精神面でも体力や技術の面でも大変だということだけは分かっていたのですが、やってみて痛感させられたことも多いです。たとえば、私がファンとしてストリップを観ていた時に、同じ踊りでも踊り子さん1人1人の個性が際立っていて、美しくて、そこに憧れていたんです。ところが自分でやってみると、自分なりの個性や表現をお客様に見せるというレベルに持って行くこと自体が大変なんだなと分かりました」
── なるほど。
琴井しほり 「それで、お姐さんたちの普段の努力の積み重ねがどれほどのものか気付きました。今の自分の未熟さから考えると、そこまで辿り着くのは果てしなく遠く感じてしまって、一杯一杯になってしまいました。今は、今の自分に出来ることを精一杯やって、心を込めて踊ろうと思っています。こういう環境を与えて頂けた事に感謝していますし、このチャンスを最大限に活かせるように頑張りたいです」
── では、今の時点では「これがやりたい」といった目標を立てるのも難しいですか?
琴井しほり 「そうですね、今の私にとっては緊張しないとかミスをしないとか、そういうことしか考えられない状況です。出来れば、お客様1人1人に何か感じ取って貰えるようなステージをやりたいと思っていますが、やっぱりそれもまだまだ遠い話だなと思っています。今は全身全霊でやるだけです」
── これは男には経験出来ないことなのですが、ストリップファンからストリッパーになってしまうというのは、どういう心境なのでしょう。周囲に仲間として憧れの踊り子さんがいるわけでしょう?
琴井しほり 「私は始まりこそ川上奈々美さんが好きだったというところですが、ストリップファンとしては特定のお姐さんが好きというより、ストリップという文化や在り方そのものが好きだったので、のぼせ上がるとか舞い上がるというのではない、不思議な感覚になっています。抽象的過ぎて上手に言えないのですが、やってみる前は踊り子さんとはどういう感覚なのか、何が見えるのか、始めてみればピンと来ると思っていたのですが、実際は自分の中で疑問に思っていた事が晴れるどころか、より霧が濃くなって分からなくなってしまいました。お客様の前に出たらこれがどう変化するのだろうとか、自分自身のことなのに全然先が分かりません。きっと2回3回とステージに上がっても分からないままなのかもしれません」
── では少々質問を変えまして、AVのお仕事との1番の違いはなんでしょうか?
琴井しほり 「全く違うお仕事ですよね。特に浅草のステージは群舞なので、自分1人のお仕事ではなくチームワークが重要です。AVの場合はカメラの向こうで見ている人のことを考えていましたが、ストリップの場合は見て下さる方が目の前にいらっしゃる訳で、それが新鮮だなと感じています。公演が始まったら、お客様の顔をちゃんと見ながら踊りたいです」
── デビュー公演の内容についても教えて頂けますか?
琴井しほり 「今回はアースビートというタイトルで、世界のダンス・民族舞踊などをテーマにした公演です。私はポリネシアンダンスを担当しています。最初はノリノリで始まり、次第に繊細・キレイに変わって行くという印象を持っています。皆で盛り上がれると思うので、お客様も一緒に楽しんで頂けたらなと思っています。会場の皆様も世界旅行をしたような気持ちになって貰えたら嬉しいですね」
── それでは最後に、ファンの皆様へ一言お願いします。
琴井しほり 「まだまだ未熟者ですが、精一杯頑張りますので、ぜひ劇場へ足をお運びください。今後については未定で、2回目,3回目のチャンスがあるかどうかも考えられる状況ではありませんが、今を全力で頑張ります!」
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
琴井さんのゲネを拝見させて頂いたところ、確かに苦労はしているようでしたが、それでも何度か繰り返す度に確実に動きが良化。
これならば、毎日毎日1日数回の公演を経験して行く内に、踊り子としてメキメキと上達するはず、そんな成長力が感じられます。
琴井さんのデビュー公演は6月一杯まで続きますので、序盤と終盤とでどれだけ彼女が変わるのか、それを見守るのもストリップの醍醐味と言えるでしょう。
彼女のスト女としての愛や勘の良さが、きっと良い方向に向くはずです。
余談ですが、この琴井しほりさんのデビュー公演には、浅草ロック座から憎いプレゼントが用意されていました。
6月13日(土)に、琴井さんがストリップファンになるキッカケになった川上奈々美さんが来場。琴井さんとのトークショーやミニライブが予定されています。
憧れのお姐さんを目の前にして、琴井さんがどのような発言をするのか、今から楽しみでニヤニヤしてしまいます。
日時 6月13日19:40~(3回目の公演終わり)
参加条件 通常の入場料だけで参加可能です
※浅草ロック座からのお願い
現在浅草ロック座では、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、お客様にご協力をお願いしております。
入場に際してマスクの着用と、手指の消毒が必要となりますので、何卒ご協力くださいますようお願い申し上げます。
誕生日 1992/04/07
出身地 三重県
T153/B82(D)/W56/H85
デビュー 2020/06/11 浅草ロック座
『EARTH BEAT 2020 1st season』
2020年6月11日~30日
================================
【浅草ロック座】
http://asakusa-rockza.com/
所在地 東京都台東区浅草2-10-12
TEL 03-3844-0693
※詳細な公演情報は公式サイトでご確認ください
================================
PR
(記事協力/浅草ロック座)
(構成/FANZAニュース編集部)