渋江譲二がAV業界のいろんな人に話を聞く連載!
AV女優・川上奈々美 編(第3回)

お待たせいたしました、お待たせしすぎたかもしれません。川上奈々美ちゃんと渋江譲二さんの対談も今回で最終回。
昨日放送していたテレビ朝日系ドラマ『相棒』ご覧になりましたか?渋江さんのお芝居、すごかったですね~。AV話をしている時の「楽しいお兄ちゃん」感はゼロでした!(当たり前だ)
12/18(水曜)21:00〜テレビ朝日系
『相棒 18』
第10話「杉下右京の秘密」ゲスト出演しております。
えー!あの右京さんに実は家庭が、、!?https://t.co/whpj5ICjdp
— ㍿ 渋江譲二 (@shibue0315) December 11, 2019
今回はNetflixドラマ『全裸監督』で注目された奈々美ちゃんのこれからの展望や、気になる恋愛事情にも渋江さんが根掘り葉掘り聞きまくり!お見逃し無く!
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https://news.dmm.co.jp/article/1092785/
https://news.dmm.co.jp/article/1094454/
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渋江 同じドラマAVでもメーカーによって取り組み方で違いはあるんですか?
川上 マドンナの方がアタッカーズよりも年齢が高い人妻・熟女メーカーだから「セックスにすごい飢えてて、ちょっとでも触られたら『はぁん』ってなるおばさま」みたいな感覚ですね。むしろ女優さんに合わせるんじゃなくて「メーカーがこうだからこうして欲しい」って言ってもらえるとすっごく燃えるんです。
FANZAニュース編集── あー「挑戦状を叩きつけられた!」みたいに。
川上 むしろそうしてもらいたいんです。私アタッカーズ専属の時はずっとそうだったんで。でもマドンナに移籍した時、いきなり一作目が凌●ものだったんです。あれアタッカーズと同じじゃん?って不安だったんですね(笑)。すごく似てない?と思ってたんですが…。
── が?
川上 プロデューサーさんに聞いたらはっきりファーストSEXから「いっぱい気持ちよくなってください」って言われたんです。スパン!と気持ちいいこと言ってくれるなと思いました。しかも男優さんが佐川銀次さんだったのでメチャクチャやりやすくって。精神的にもちゃんと抱いてくれる男優さんですからね。
── この作品は寝取られモノですから、台本をしっかり読んで感情移入して現場に行った感じですか?
川上 台本が面白かったです。旦那の上司夫婦と私たち夫婦で温泉旅行に行く話なんですけど、銀次さんが私をどんどんどんどん追い込んで、旦那が隣にいるのにどんどんどんどん来るんですよ。目線の使い方や私とシたいと思ってくれているその感じだけで感情移入できましたね。あと、この現場ではアリスJAPANのデビュー当時のスタッフさんが結構いたんですよ。
── ああ!ドラマ作品で起用される職人さんたち。
川上 「成長したねぇ」って言われました(笑)
── それは嬉しいですね!
川上 みんな興奮して体熱くなってました。
── みんなで温泉旅行に行ったみたいになってる(笑)
川上 スタッフさんと心を通わせられたから。
── じゃあアタッカーズ専属時代のヘビーな作品とは全く違う感覚で作品がつくられていたんですね。
川上 ヘビーな凌●もそれはそれで大好きなんですけどね。やっぱり設定がしっかりしているってだけで私は興奮できますよ
── そこから妄想が始まっちゃうんですね。
川上 そうですそうです。
── 台本もらった段階で読んでオナニーしちゃったりします?
川上 前夜に読むとオナニーしたくなるんです~。
── あはははは!!
川上 でも最近は我慢してます。最近はね(笑)
── 昔はやってたのね(笑)
川上 はい。でもイカンなと思って。溜めて撮影に行った方がいいなって思いました。こういうNTR作品の時は特に。触れられて挿れられた瞬間、「あーやっと!これですこれです!」みたいな(笑)禁欲は大事ですね。あははは!
── アタッカーズではちょっと前の作品ですけど強烈なエピソードがありますよね。。
川上 あー!これ~!もうほとんど内容がカットされて。本編の前に私が「本編の見所は迫真のレ●プシーンです」って言ってるシーンをわざわざ追撮して入れたんです(笑)
── みぃななちゃんの演技が迫真すぎて凌●シーンの審査が通らなかったという。
川上 通らなかったw もうホント…すごく色々と言いたいんですけど!

── なんですか!?
川上 だって私たち演者やスタッフは頑張って一生懸命いいものを撮ろうとしてそういう表現をしてるわけですよ。
── こんなことはアタッカーズ史上初ですってよ。歴史変えちゃったわけですよ。
川上 変えちゃったんですかね?(笑)
── タイトル変わって本編も40分カットされたと聞きました。
川上 ねー。頑張ったのに。。。。でもだからこそ見ていただきたい作品ですね。
渋江 これからやりたいことってあるんですか?
川上 AV女優と俳優業を両立したいのと、あとは音楽さえできればいいですね。それでちゃんと暮らせるお金さえあれば(笑)
渋江 自信がないのに色々やってるのはすごいですよね。
川上 なんかバカになれちゃうタイミングがあるんですよ。自信がないことすら忘れちゃうというか。
渋江 それは集中力だと思いますよ。
川上 だからAVの初脱ぎの時も「じゃあ脱いでみようか」って言われて「はい!」って脱いで人生が180度変わったので。
渋江 そこまで入り込める集中力はデビューの時からあったんですね。
川上 恵比寿マスカッツのマッコイ斉藤さん(総合演出)に「川上さんの良いところでも悪いところでもあるけど、細かい!」って言われるんです。でもそれは、私の中ではめちゃめちゃ緻密に考えた上で入り込むので…。
渋江 それだからリリー・フランキーさんタイプじゃなくて山田孝之さんタイプなんでしょうね。※第2回参照。
川上 AVの世界だったり、いろんな人や物事を見てきた自信はあるし、色んな人の心情も理解してるし優しさも知ってるのでそれをやればいいんだっていう時も多々あります。キャラクターが強い人が集まってる業界なので、それによって演技の幅は広がりました。酒豪とか、あとは酒豪とか、それと酒豪とか(笑)
――酒豪ばっかり(笑)
川上 ただの酒豪じゃないですけどね(笑)
渋江 そういう意味ではボクは最近そういう刺激が足りない気がするなぁ…。
川上 そういう刺激を求めて私は色んなことをやってるのかもしれないです。ストリップももちろんそうだし。でもそこで自分がブレたり巻き込まれたら終わりなんで、自分は自分で「面白い!」って思いながらやることはちゃんとやって。
渋江 余裕が出てきたのかもしれないですね。
川上 そうかもしれないです。
渋江 最近僕が見たAVだと『団地妻レズ調教媚肉の交姦』もよかったです。レズ作品、どうでした?
川上 かみしぉ(神咲詩織)との共演だから良かったのかもって思います。私たち相当仲良くて彼氏彼女みたいな関係性なんですけど(笑)。
渋江 そこまで知ってるとはいえ、撮影だとどうです?逆に恥ずかしかったりは?
川上 お互い貪欲なので。いざレズやる時に事前にかみしぉが「NGナシ」って言ったんですよ。「え!?ちょっと待って」みたいな(笑)。ヤバいヤバい、私の方が日和ってるわって。それで全力でやってみたら感動的なレズ作品になりましたね。めちゃめちゃ気持ちよかったです。
渋江 うわぁ、最高だ~!
川上 だから撮影を利用させてもらった感じです。いやほんとに…、利用させていただいております…(笑)
渋江 風俗じゃないんですから!
川上 「ありがとうございま~す!」って(笑)
渋江 今後もAVは続けられるんですよね?
川上 もちろん、売れる限りは続けたいですね。
――渋江さんは今後、川上さんのどんな作品が見たいですか?
渋江 芝居の方にも行って欲しいですね。ちょっと今まで他の人がやってないぐらいのものをやってほしい。
川上 それが一番やりたいです。本当にやりたいですよ。
――例えば渋江さんがAV監督をやるなら、川上さんでどんな作品を撮りたいですか?
渋江 ガチガチの芝居したあとのカラミが見たいですね。もっとリアルというか、AVのセオリーを取っ払った作品を撮りたいですね。
――すごく感情移入しやすそう!
川上 やりたいですねぇ~。(しみじみ)
渋江 映画っぽくちゃんとドラマを撮って最後に本気のカラミで締めるみたいな。長年AVを続けてきて、なおかつお芝居にも定評のある川上さんだからできる作品を撮りたいですね。
川上 AVはやっててよかったと思います。やっぱり女性ホルモンが出るし、女性だということを忘れないから。時々お芝居が男っぽい人もいるじゃないですか。「そんな動きは女性じゃないよ~」って思うこともありますし。
渋江 女性的な役柄を求められるところでは、絶対に忘れちゃいけないですもんね。
川上 濡れ場で堂々と入って来られても困りますけど(笑)
渋江 だから普段はちゃんと恋愛してた方がいいんだろうし。
川上 私、すぐ人を好きになっちゃうんで…。
渋江 そうなんですか?
川上 上手くいかないっスよ(爆笑)
渋江 人の良いところを見つけたら即OKみたいな感じですか?
川上 そうです。夢見がちだったり(笑)。好きかな~?あれ違ったー!みたいな(笑)
渋江 恋愛では結構自分から行くタイプですか?
川上 そうですね、本能のままに生きてますね~。あとで自分が傷つこうがお構いなしに全然いっちゃいます。もはやその刺激がないとダメになっちゃってる自分が怖いですけど(笑)
渋江 川上さんとボクが似てる部分は結構あったんですけど、さすがに傷つきたくはないですよー。
川上 え~そうなんだ。私は傷つきたい、むしろ傷つけ合いたい!だからみんな離れて行っちゃうんですよね。あはははは!
渋江 傷つけちゃう人いますもんね。
川上 それが愛だと思っちゃってるんで~。愛だろ愛!あははは!
渋江 それは幸せになれない…(笑)
川上 あははははは!!「私に付いて来れるの?」って感じです。
渋江 まあ幸せの形は人それぞれですからね。それでお互いが離れないのも幸せかもしれないですね。

――盛り上がりがハンパなかったですが、そろそろお時間です。渋江さん、今日は川上奈々美さんにお会いしていかがでしたか?
渋江 実際にお会いして、すごく親しみを感じました。
川上 わーほんとですか!なにより~♪嬉しいです!
渋江 自信がないからやってるっていうのはすごく共感持てましたし、でもそれがちゃんと根底にあるから謙虚でいられるんだろうし。そういう意味ではそのままでいて欲しいなと思います。でも、天狗になってるところも見たいと言えば見たいですけどね(笑)。実は天狗になってみたいですよね?
川上 なってみたいです!でもそうやって言ってる時点で絶対なれないじゃないですか(笑)。
渋江 でも僕もどこかでなりたいです。人にちゃんと丁寧に接することで天狗になる感じ。「こんなポジションなのに俺ちゃんとやってる」みたいな天狗。
川上 私は一番近い人には天狗になっちゃうんですよ。私は事務所のスタッフさんには喧嘩腰で天狗になってるんですよ。「私ここまでやれるのに?え?どうなの?」みたいな(笑)
渋江 それは身内で味方だからいいんじゃないですか?そこで出せてれば、外でもできると思いますよ。
川上 だといいんですけど…。
渋江 だからこのまま行って欲しいし、やっぱりどこかの芝居の現場でお会いしたいですね。案外AVだったりして(笑)
川上 AVで共演!しっかりした俳優さんがたくさんAVに出てらっしゃったら面白いでしょうね。楽しみです。
――川上さんは渋江さんとお会いしていかがでしたか?
川上 俳優さんとここまで深く話すことがなかったのでいい経験になりました。「自信がない」っていうのも聞けたし、すごくホッとしましたよね。もちろん共演したいなとも思いますし。お互い絶対這い上がりましょうね!そのために自分の引き出しというかジャンルを作りたいですね。
渋江 そうですね、這い上がりたいです。
川上 ここの場所(FANZAニュースの取材場所、あるいはAV業界)に来てる俳優さんってあんまりいらっしゃらないし、AVソムリエとして食い込んできてくださるなんて勇気はありますよね。
渋江 ただの趣味なんですけどね(笑)
川上 でもそれがお仕事になってますから、だいぶ食い込めてますよ。
渋江 僕もいろいろやりたい中の一つがこの仕事で。「なんかやらなきゃ」の中で一緒にお仕事やらせてもらったんで、それが何かに繋がればいいなって。
――最後にお互いにエールの交換をお願いします!
渋江 絶対またどこかで共演したいです。
川上 私もです。良いもの撮りましょう!
――ありがとうございました!

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取材後期
いかがでしたか?
熱すぎる芝居への想いで対談は長時間に及びましたが、「今日はいいインタビューでした!」と最高の笑顔のお二人でした。『全裸監督』で大きく成長した女優・川上奈々美が今後我々にどんな姿を見せてくれるのか楽しみですね!
やっぱり川上さんにお話を伺うと、いっつも真面目な話になってしまいます。そこが魅力なんですよね。
(インタビュー・文/松島三郎)
(構成/FANZAニュース編集部)




























